袋帯　手織唐織　寿波七宝文

金銀糸　箔を使っていない絹糸のみで織られた
手織の唐織六通の袋帯です。

製織は河村織物さんです。

軽さ　柔らかさ　しなやかさに優れ
締め心地の良さは容易に想像出来ます。

豪華さや華やかさをお求めになる方には
物足りない帯です。

上質で上品ある事においては十分に表現出来ています。

附下から訪問着をお召になる格を求められる場面での
着用がメインになります。

観劇　お食事会　お茶席　入卒式　披露宴等々

ここぞの一本としてお加え下さい。



七宝文の円を繋いでいく部分は地模様で
波で表現しています。
中の菱華文を緯糸の唐織特有の
ボリューム感を出した構成になっています。

遠目で見ると華文の柄だけに見えます。

一瞬の輝き　圧倒するような迫力ではなく
ゆっくりと沁みこんでいき気持ちが穏やかになるような
そんな帯です。